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【新米ソムリエよこが本気(マジ)で選んだ】7,000円以下の最強ピノ・ノワール6選!!
2023.10.19 Thu
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日頃のご愛顧誠にありがとうございます。
ワインセラーパリ16区のよこです。
違うんです。
最初は5,000円以下で
特集を組んでたのですが、
どうしてもご紹介したいピノが
限界にお値引きしても
6,545円で...(T_T)
なんなら最初10アイテムくらい
選出してたのですが
絞りに絞って6選になったんです。
だからそんなにツッコまないで下さい。
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季節柄でしょうか。
ふと
嗚呼
なんか美味しいピノを
ゆっくり飲みたいなあ〜と思い
湯船につかりながら
この企画を思いつきました。
それでは参ります!
よこが忖度なしで
本気と書いて(マジ)で選んだ
7,000円以下のピノ・ノワール6選!
是非ご覧ください(^^)♪
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1発目は南アフリカから!
ステレンボッシュの中心街より東へ7km程の高台にあり、素晴らしい景色に囲まれたプール付きのリゾートホテルや、お洒落なレストランが併設された、スタイリッシュなリゾート・ワイナリー、クラウズ・エステート!
ここに休暇に訪れた際にこの地に惚れ込んだオランダ人のご夫婦が設立しました。
醸造を手掛けるのは南アフリカを代表する天才醸造家、ドノヴァン・ラール氏!
自身のワイナリー「ラール・ワインズ」では年産6000本あまりのブティックワイナリーとして、毎回ティム・アトキンMWからベタ褒めされる超カルトワインを生み出しています。
ラールといえばシュナン・ブランやサンソー、グルナッシュ、Vuurbergで手掛けるボルドーブレンドのイメージが強いですが、
いや
ピノも旨いんかい(;´Д`)
開けたては少し還元的な香りがしますが、時間と共に落ち着き、冷涼感を感じるピュアでナチュラルな味わいです。
親しみやすさの中にどこか深淵で複雑なピノ・ノワールというブドウの魅力と奥深さを堪能する事ができます。
ちょっとだけ緊張感のある酸が熟成と共に昇華するような未知のポテンシャルを感じ、4〜5年、はたまた10年と寝かせてみるのも面白いと思います!!
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もういっちょ南アフリカです!
1999年、実業家として成功しているクレッグ・ウェッセル氏が、ウォーカー・ベイ地区における最も古いカベルネ・ソーヴィニョンとシャルドネの聖地であるヘメル・アン・アード・ヴァレーに一代で創めたワイナリー。
シャルドネとカベルネの聖地だけあって、これまではこの2種のキュヴェをリリースしており
白ワインは極上のブルゴーニュのコート・ドールのグラン・クリュと並び称され、赤ワインはボルドー・トップシャトー愛好家をも唸らせる出来栄えで、どちらも国内外においてリリースと同時に即完売となるファン垂涎のキュヴェです。
そしてこの地に2013年に密かに植樹していたブドウが遂にベールを脱ぎました!
Le Luc Pinot Noir
ル・ルーク ピノ・ノワール
1.2haの自社畑のピノ・ノワールはブドウ樹にストレスを与えず凝縮した果実味を得るため50%間引きという、究極の栽培方法を実践し、収穫されたブドウは小さな木製の開放槽を用いて、パンチングダウンやポンピングオーバーは行わず、果帽を毎日手で押して軽くワインに漬けながら野生酵母による自然発酵を促します。
フレンチオーク樽(新樽比率25%)にて澱と共に12カ月間熟成し→澱引き→さらにステンレスタンクにて数か月間寝かせ、清澄を行わず瓶詰→さらに18カ月以上瓶熟成されリリースされます。
その味わいは樹齢5〜6年の若樹とは思えない完成度といいますか、果実味はフレッシュで端正、酸も綺麗で洗練されたエレガントなスタイル、余韻にはミネラルも感じます。
今後の更なる進化が末恐ろしい
レストレス・リヴァーのピノ。
是非1本いかがですか(^_-)-☆
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ドイツの三冠王マーカス・モリトール!
2013年にドイツ史上初となる3アイテム同時WA100点獲得という偉業を成し遂げたモーゼルを代表する生産者です。
ここ10年間でWA100点をとった数は
なんと
21アイテム(゜゜)唖然
まさにエゴン・ミュラーやJJプリュムに比肩するドイツのスター生産者です。
もちろん看板アイテムはリースリングな訳ですが、このマーカス・モリトール、リースリングの偉大さに隠れがちですが、実はピノも旨いんです(''Д'')!
ドイツではシュぺートブルグンダーと呼ばれる「ピノ・ノワール」ですが、こちらのワインは思いっきり PINOT NOIR MOSELと書いてありますね。
恐らくあれですかね...
ブラウネベルク村のマンデルグラーベンの畑にブルゴーニュのジュヴレ・シャンベルタンとシャンボール・ミュジニーからのピノ・ノワールのクローンのブドウを使用して造られたワインなので「敬意を表して」的な感じですかね。。。
輸入元のホームページには
「モーゼルのエシェゾーのようだ」
と書いてありました。
ほーん(´ー`)
どれどれ....
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ジュヴレとシャンボール・ミュジニーのピノのクローンから造られたモーゼル産のエシェゾーのようなワイン。。
ややこしいて(;´Д`)!!
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てな訳ですけど
もちろんお味はワールドクラス。
意外にも熟した感のある果実味と樽からくる心地よく力強いアロマ。
想像していたドイツのピノよりずっとふくよかで、優美さと奥深さを兼ね備えたリッチなスタイルです。
こういうワインを時間を忘れて
ゆーっくり飲みたいですね(^^)♪
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ドイツのピノ・ノワールといえばこの御方を忘れてはならないでしょう。
ブドウ造りから醸造までのすべてを管理出来るワイナリーをゼロから立ち上げ、シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)栽培に尽力。
わずか20年程でドイツで権威のあるワインガイド誌「ゴーミヨ」にて、2008年度最優秀醸造家賞を受賞、2013年には同誌にて赤ワイン部門3冠を制する偉業を成し遂げた男。
Bernhard Huber ベルンハルト・フーバー
13世紀の古文書に出会い、そこで故郷マルターディンゲン村がかつてピノ・ノワールの一大名産地だったことを知ります。
彼は当時安価な甘口ワインばかり造っていた世間の冷たい風にさらされながら、ピノ・ノワールの栽培に心血を注ぎました。
しかし2014年、55歳の若さで永眠。
今はその熱き魂を受け継いだ息子であり新当主のユリアンによって素晴らしいワインが生み出され続けています。
この2014年は先代最期のヴィンテージとして、息子ユリアンが大切に熟成していたキュヴェになります。
飲み頃になったタイミングで特別なワインとしてリリース。
『Bernhard Archiv(ベルンハルトの記録)』という名前を冠しました。
流石はベルンハルト・フーバー。
軽やかな舌触りは、親子が目指した「舌の上で踊るような味わい」を見事に表現。
熟成からくる茶葉のようなニュアンスが哀愁を感じます。
無駄なものがそぎ落とされた洗練された味わいはまさに見事で、村名キュヴェながら非常に完成度の高いピノ・ノワールです。
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ワイルドだろぉ(''Д'')?
そんなピノをお探しのお客様。
みんな大好きボーグル・ヴィンヤーズから最上級キュヴェとしてリリースされたジャガーナットシリーズ。
カリフォルニアの銘醸ソノマのロシアン・リヴァー・ヴァレー産のピノがこの価格でお楽しみ頂けます。
ワイルドとはいっても本日ご紹介したエレガント系ピノと比べてという事で、決してゴリゴリマッチョな訳ではありません。
果実の完熟度と樽のニュアンスはやはりカリフォルニアらしさはありますが、何も考えず「素直に美味しい」といえるピノ・ノワールです。
ジャミーでボリュームがあるのですが、甘ったらしくなく、飲み疲れない、その絶妙なバランス。
これぞボーグル・マジックでしょうか。
万人受けするピノをお探しでしたら、超絶おススメです。
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アルゼンチンとチリにまたがる秘境「パタゴニア」で生まれる魅惑のピノ・ノワール。
世界的にも珍しい 「フィロキセラの影響を受けていない自根のピノ・ノワール」から、そのテロワールの個性を大切にするために、極力人為的な介入を排除したワイン造りとして、化学薬品、化学肥料は一切用いずに完全ビオディナミでのブドウ栽培方法を採用。
バルダに使用されるブドウ樹は、1990年に植樹されており、30数年経っていますが、ボデガ・チャクラが所有する区画の中で最も若いブドウ樹となります。
創設者のピエロ・インチーザ・デッラ・ロケッタ氏はトスカーナの名門テヌータ・サングイドの創設者兼オーナーであるマルケーゼ・マリオ・インチーザ・デッラ・ロケッタ氏の孫息子にあたり、いわゆるサッシカイアファミリーの一員です。
白ワインの 「チャクラ・シャルドネ」はムルソーの大物ジャン・マルク・ルーロとの合作という事で話題となりました。
名家の技術とノウハウ、そしてパタゴニアという特異なテロワールから生まれる唯一無二のピノ・ノワール。
ビオディナミとはいっても、還元的な香りや、独特の癖はなくバランスの良い果実味と酸味、重さのないミルキーさを感じる素晴らしい味わいです。
ボデガ・チャクラが手掛けるピノ・ノワールは、これまでのアルゼンチンのピノ・ノワールの常識を覆すような、キメ細かく繊細なタンニン、旨味たっぷりの果実味が一体となったエレガントな味わいを生み出しています。
近年ではワイン・アドヴォケイトにおいて 「ボデガ・チャクラは、アルゼンチンで最も優れたピノ・ノワールの造り手」として称されており、まだまだ進化の可能性を秘めた私のお気に入りの1本です!
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