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【欲しくても手に入らない日本人醸造家】Maison Petit Roy 「斉藤政一」
2024.1.11 Thu
こんばんは
日頃のご愛顧誠にありがとうございます。
メルマガをいつもご愛読頂いてるお客様
ならびに会員の皆様
旧年中は格別のお引き立てを賜り
心より感謝申し上げます。
本年も更なるサービス向上を目指し
従業員一同誠心誠意努力をして参りますので
本年も変わらぬご愛顧のほど
何卒よろしくお願い致します。
2024年は辰年という事で
天高く昇る龍の如く
飛躍して参りたいと思います。
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さてさて
新年最初のメルマガでご紹介するのは
昨年ご案内時に即完売しました
あの大人気日本人醸造家です。
日本を離れ異国の地で活躍する
日本人醸造家は多くいらっしゃいます。
キムラ・セラーズの木村さん
サトウ・ワインズの佐藤さん
ニュージーランドだけでも多く
いらっしゃいますが
ボルドーの篠原さん
南アフリカの佐藤さん
カリフォルニアのナオコ女史や
ノリアの中村さんなど
書ききれないほどたくさんの日本人が
活躍しています。
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▲KIMURA CELLARS 木村さん、香月さん、代表ノブ
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ほかにも
ルー・デュモンの仲田さん
シモン・ビーズの千砂さん
シャトレーヴの栗山さんなど
ワインの本場
フランスのブルゴーニュにて
その名を世界に轟かす
日本人もいらっしゃいます。
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そしてもうひとり
日本が誇れるヴィニュロンがいます。
その名も
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Maison Petit-Roy
メゾン・プティ・ロワ
斎藤政一
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プティ・ロワの斎藤さんといえば
あのシモン・ビーズやルフレーヴ
アルマン・ルソーで修業!!
究極のヴァン・ナチュール!!
という謳い文句に目が行きがちですが
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斎藤さんのワインはオーガニック栽培の
ブドウから無濾過、無清澄、亜硫酸無添加
そして全房発酵(赤)で造られる
いわゆる自然派ワインなのですが
本人たちにそんなつもりはありません。
自分が飲みたいワインを造っているだけで
その結果
重すぎず、デリケートで
するする飲めるワインを
欲する消費者に愛されています。
ブドウと畑(テロワール)本来の
エネルギーやパワーをそのまま
液体化したようなそのワインは
身体に染み沁みる優しい味わい。
旨味、エキス感溢れるその酒質は
柔らかく絹の様にしなやか。
スルスルといつまでも飲めるけど
けして薄っぺらくない。
そんなワインです。
時代の求める
ヴァン・ド・ソワフ(Vin de soif)
早くても開けても楽しめて
飲んだら「おいしい」と
素直に言いたくなる
肩の力の抜けたワイン。
そして値段も高すぎない。
それが斎藤さんのワインです。
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とか偉そうなこと言ってますが
割り当て少なすぎて
私達が飲める分がない(;´Д`)!!
こそーっと1本買おうかなと思いましたが
そこはグッとこらえて
一人でも多くの斎藤さんファンに
お届けできるように
ご準備致しました!!
とはいっても数本ですが( ;∀;)
世界中で争奪戦の
Maison Petit-Roy メゾン・プティ・ロワ
是非ぜひご査収下さい!!
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斎藤政一 さいとうせいいち
彼は2006年まで長野県小布施の『ドメーヌ曽我』で働き、その後渡仏。
ブルゴーニュ、サヴィニー・レ・ボーヌ村の 『ドメーヌ・シモン・ビーズ』 において、当主パトリック・ビーズ氏の実直なワイン造りへの姿勢を傍で感じながら、アシスタントとして長年実直に栽培・醸造に携わってきました。
パトリックにも非常に頼りにされていたそうで、特に 『シモン・ビーズ』がサヴィニィ・レ・ボーヌ1級畑 「セルパンティエール」において、ビオ ディナミ導入に成功したのは、彼の大きな貢献によるものであったといいます。
パトリックの没後にドメーヌはさらに本格的に有機栽培、ビオディナミに舵を切りましたが、その足掛かりをビーズ千砂女史と共に築いてきたのは紛れもなく斎藤氏であり、彼の尽力あってこそであったと千砂さんは語っています。
渡仏後ブルゴーニュでの就労先は 『シモン・ビーズ』 の他に、2010年に 『ドメーヌ・ルフレーヴ』、2011年に 『ドメー ヌ・ジャック・フレデリック・ミュニエ』、2012年に 『ドメーヌ・アルマン・ルソー』 と、正に綺羅星のスター・ドメーヌにて経験を重ねてきました。
彼のまじめな性分はそれぞれの場所で確固たる信頼を獲得してきましたが、遂に2016年、満を持して自身のワイナリーとなる 『メゾン・プティ・ロワ』 を設立しました。
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独立後彼は、ネゴスワイン(買いブドウからのワイン造り)だけにとどまらず、翌2017年にはサヴォワ地方に住むヴィニュロンである友人が耕作放棄しようとしていた畑を全面購入し、いよいよ栽培に着手しました。
現在は自社畑をサヴォワの他に、「ACブルゴーニュ」、「ショレ・レ・ボーヌ」、「オート・コート・ド・ボーヌ」、「コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ」に合計1.2ha所有しており、これらのワインが2018年より日本初上陸を果たしています。
斎藤氏はブルゴーニュ地方だけに留まらず、日々地域をまたいで移動し、休むことなく丹精を込めて栽培、醸造に取り組んでいます。
皆に美味しく飲んでもらえて、喜んでもらえるワイン造りを目指し、ただただ自然と格闘する日々を送っています。
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2021年は春霜、雨が多く日照が不足した難しいヴィンテージ。
不作でブドウの価格は2倍になり
瓶やコルク、油・電気なども
戦争の影響で上がり続けています。
だけど斎藤さんのピュアでクリーンでナチュラル、引っかかりがなく、ワインの輪郭が明快に浮かび上がる齊藤節は健在です。
本数に限りはありますが
是非お楽しみ下さい(^_-)-☆
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呼称エリア内で最も標高の高い区画のシャルドネ(買い付けブドウ)から。
空気圧にてプレス後、10℃にて18時間静置しデブルバージュ(沈殿)を行います。
古樽(228L)を使用し10〜20℃にてヵ月間、野生酵母による自然発酵。
新樽は使用せず、2年以上使用した樽の風味が和らいだ古樽のみを使用。
優しくピュアな果実味を感じる1本。
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斎藤氏のデビュー作のキュヴェで、2021年で6年目になります。
低収量に抑えるアルテス種の魅力に惹かれて醸造を決意した意欲作で、少し苦みを感じるほどしっかりとしたミネラル感が際立っており、酸味の鋭い酒質を楽しめるキュヴェに仕上がっています。
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「ブルゴーニュ・アリゴテ」はフレッシュで柔らかく華やかなアロマが特徴的です。
「プティ・ロワ」の自社畑のブドウは、高樹齢だからこそ得られる味わいの深さと、旨味を伴うミネラル感が魅力的です。
りんご、レモンオイル、柑橘、キリリとした酸を丸みのある果実が包み込んで、スムーズに喉を落ちていく。彫りが深く、ピリッとした塩気が余韻に残る。タンク熟成。2021年は春霜、雨が多く日照が不足した難しいヴィンテージ。収量は75%減少したが、クリーンでナチュラル。これほどアペ向きのワインはない。
WINE REPORT
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仲田さんのワインを漢字で表現するなら職人の「職」、シモン・ビーズは繊細の「繊」、そして斉藤政一さんのワインは間違いなく「優」です。
飲めばすぐにわかります。
これぞ「ヴァン・ド・ソワフ」
喉の渇きを潤すワインの極みです。
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ユズやカボスなど和柑橘の香りがフワリと浮かび、白い花、オレンジ、ジンジャー。高品質の甲州を連想させる純粋さに、トロリとした口当たり、塩気を帯びたうまみと正確なフィニッシュ。体が喜ぶ。
WINE REPORT
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ピュアで優しいその果実味、体の隅々まで行きわたる凝縮したエキス。気が付いたらグラスが空っぽになる齊藤さんのガメイです。
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2021年は非常に複雑なヴィンテージだったため、従来の2つのブルゴーニュ・ルージュをブレンドすることになりました。
つまり、ドゥ・スーザとレ・ロームがブレンドされた贅沢な1本です。
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ダークラズベリー、ストロベリー、程よいストラクチャーがあり、華やかで力強い。スムーズでシルキーなテクスチャー、スパイシーで、ほのかなうまみが乗っている。サヴィニー・レ・ボーヌの良さをわかってもらうために造っていると齊藤さんは語ります。
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コート・ド・ボーヌ地区の上部に位置するペルナン・ベルジュレス。有名なコルトンの丘の裏側にあります。
1級畑レ・フィショから生まれるピノ・ノワールはスパイスやフローラルな風味を纏った繊細な余韻が長く続く、気品溢れる1本です。
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