【2018】ニコラ・ジョリー ロッシュ・オー・モワンヌ クロ・ド・ラ・ベルジュリー NICOLAS JOLY ROCHE AUX MOINES CLOS DE LA BERGERIE

商品概要
生産地 フランス/ロワール
ブドウ品種 シュナン・ブラン100%
タイプ 白ワイン/辛口
容量 750ml

重厚感と卓越した調和。

クレ・ド・セランに比べやや穏やかな傾斜の南東向き斜面。地層は平均30-80cmの深さのシスト土壌。柑橘系のタッチや白桃など甘美な果実の香りが感じられ、ニコラ・ジョリーのワインに共通する重厚感と伸びのある酸味が卓越した調和のとれたワインです。





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生産者情報
 



 
ビオディナミの伝道師
ニコラ・ジョリー


ニコラ氏は、かつてコロンビア大学で経営学修士号(MBA)を取得、その後ウォールストリートで働いていたというビジネスマンでした。モントリオールの金融省に1年半、更にモルガンスタンレーに5年間勤務し、ビジネスの世界で順調に出世していたにもかかわらず、1976年に自らの仕事を辞めてフランスへ帰国。母が運営していたワイナリーを継ぎ、ワイン造りをスタートさせました。

当初は他の生産者同様、ワインコンサルタントのアドバイスを受けて除草剤や化学肥料を使用していましたが、次第に畑に昆虫がいなくなり、土壌も明らかに変質しているのに気づいた彼は、1980年代初頭にルドルフ・シュタイナー氏が提唱するビオディナミ農法を取り入れたブドウ栽培を実践し始めます。 1980年に部分的に、さらに1984年からは全ての畑に導入を開始しました。



この農法を取り入れた当初は、近隣の栽培家から冷やかしや非難を受けることもしばしばでしたが、畑が本来の力を取り戻し、豊かでエレガントなワインが出来るようになると、関心を示す生産者が続々と現れ、ブドウ栽培におけるビオディナミの先駆者的な存在になりました。

かの有名なブルゴーニュの偉大な女神ラルー・ビーズ・ルロワ女史でさえ、彼に影響を受けていると言われるほど。今でこそブルゴーニュ、ボルドーの一流生産者にも導入されるビオディナミですが、フランスで初めてビオディナミをワイン造りに取り入れ成功させたのはニコラ・ジョリー氏なのです。



彼は、「おいしいワインである前に、その土地固有の繊細さを表現した本物のワインでなくてはならない。」というAOC法(原産地呼称統制法)の原点への回帰を提唱。2001年にはビオディナミの団体「Return to Terroir」を創立し、現在は12カ国、約150生産者がこの団体に所属。世界中で栽培者への啓蒙や講演活動を行ない、「ビオディナミの伝道師」と呼ばれています。



 
Coulee de Serrant
クレ・ド・セラン


ニコラ・ジョリーはロワールに複数の畑を所有していますが、中でも有名なのが単独所有するクレ・ド・セランです。この畑は12世紀にロワール河の北岸サヴニエール地区に、シトー派修道僧によって植えられた由緒ある畑。1976年からニコラ氏が当主として引き継いでいます。

僅か7haの畑には平均樹齢は40年以上のシュナン・ブランが植えられており、一番古い樹で80年という高樹齢のブドウ樹から複雑で濃縮感あふれる極上の白ワインが産み出されています。

その優れたブドウから造られるワインは、食通の王として有名なキュルノンスキー氏が、『イケムに並ぶ、フランスの5大白ワインの1つ』と評価。ロマネ・コンティや、シャトー・グリエなどと共に原産地呼称名をそのままワイン名として名乗ることができる単独所有畑の中で最高峰のワインとして称えられています。

 

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