【2017】ドメーヌ・デ・ランブレイ クロ・デ・ランブレイ Domaine des Lambrays Clos des Lambrays Grand Cru

商品概要
原産地 フランス / ブルゴーニュ
ブドウ品種 ピノ・ノワール100%
タイプ 赤ワイン/ミディアムボディ
容量 750ml

「コート・ド・ニュイの宝石」と称される特級畑クロ・デ・ランブレイを99%所有。

クロ・デ・ランブレイの2016年は85%全房発酵を実施。深いルビーレッドの色調。レッドチェリーやブラックベリーのアロマに、ミント、砕いた石のようなミネラルのニュアンス。

しなやかなタンニンが純粋な果実に溶け込み、キレのよい酸が全体を引き締めています。フィネスを備えたチャーミングな味わい。極上の湧水を思わせるような透明感に包まれた、クラシックなブルゴーニュスタイルです。

【2017ヴィンテージ】

2017年のブルゴーニュはどの生産者に聞いても素晴らしいヴィンテージと言うほどブドウの出来が良く、2011年以降低下していた収穫量も平年並みを取り戻した年。

春は寒暖の差が激しかったものの、ブドウは例年よりも早くに成長しました。開花が始まった6月の気候条件は完璧で、ブドウは順調に結実。凝縮した果実味を備え、糖度、酸度、タンニンにおいても申し分のないブドウが収穫されました。みずみずしくも熟度の高い注目のヴィンテージです。
 
【輸入元:エノテカ】

 
価格 : 53,900円(税抜49,000円)
ポイント : 539
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生産者情報


DOMAINE DES LAMBRAYS
ドメーヌ・デ・ランブレイ

コート・ド・ニュイ地区の中央、「グラン・クリュ・ルート」と言われる街道沿いに位置するモレ・サン・ドニ。その心臓部に特級畑クロ・デ・ランブレイはあります。

1365年のシトー会修道院の記録証書にもその名前が残るほど歴史を持つこの畑は、400年以上もの間修道院によって守られてきました。フランス革命以降は74もの区画に分割されましたが、1630年よりジョリー家が土地の買戻しを始め、1868年ロディエ家によってようやく完了。

その後不遇の時代を経て、1979年にオーナーとなったサイエ家は、畑の抜本的な改革を行うため、INAO(国立原産地名称研究所)の技術部門で働いていた栽培と醸造のスペシャリスト、ティエリー・ブルーアン氏を醸造長に起用。ティエリー氏は、彼の持つワイン造りの知識のすべてを注ぎ込み、畑と醸造の改革に取り組み、見事な復活を遂げました。

その結果、1981年にはAOC法施行後初めて、一級畑から特級畑へ昇格を果たしたのです。これはブルゴーニュの長い歴史の中でも史上初の快挙でした。さらに1996年からフレウント家がオーナーとなると、醸造設備を一新し、若樹の区画を格下げするなど様々な改革を推し進めることで、クロ・デ・ランブレイはかつての名声を見事取り戻すことに成功しました。







2014年からはLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)がオーナーとなり、ティエリー氏が2016年まで醸造長として指揮を執りました。2017年6月からは、ジャン・ピエール・ムエックス社や、カリフォルニア・ナパヴァレーのドミナス、ルイ・ラトゥールの醸造責任者を務めたボリス・シャンピィ氏を後任として採用。

2017年、2018年ヴィンテージはボリス氏が醸造を担当しました。その後2019年3月にはドメーヌ・クロ・ド・タールの総支配人だったジャック・ディヴォージュ氏が支配人に就任。ディヴォージュ氏はブルゴーニュ大学在籍時に、ティエリー氏の下で研修を受ています。

彼は濃厚なピノ・ノワールを造っていた1980年代に全房発酵を取り入れ、優しい抽出を行ったティエリー氏の先見性を尊敬しており、ティエリー氏の意志を引き継ぎ、今後新たなクロ・デ・ランブレイの歴史を作っていくでしょう。







ドメーヌ・デ・ランブレイは特級畑クロ・デ・ランブレイを約8.7ha所有しており、特級畑全体の99%以上を占めています。

モレ・サン・ドニの特級畑の中で最も急斜面で標高250mというブドウ栽培に理想的な場所に位置しています。収穫は1haあたり平均30hLと低収量で、手摘みで行います。

赤ワインにおけるランブレイの特徴の一つが、基本的に除梗をしないこと。茎を一緒に入れる利点は、発酵時の温度上昇が緩やかになり、ゆっくりと発酵が進むことと、茎からタンニンだけでなく穏やかな酸がとれるためです。これらの効果により、滑らかで上品なワインが生まれます。ただし雹が降って茎が傷ついた場合はその傷から苦味が出てしまうため、ヴィンテージ毎に細かい調整を行い、除梗の割合を決定しています。

醸造は重力に従って行い、ブドウの実や茎に傷を付けることなく行います。ブドウを収穫した後、ヴィンテージによって全房発酵比率を決定し、ステンレスタンクを用いて2週間発酵を行います。1日1回ルモンタージュ、必要に応じてピジャージュも実施。発酵後は新樽比率50%のオーク樽で12〜18ヵ月間熟成を行います。こうして造られるワインは、"衣の中の鎧"と表現されるように力強さとしなやかさを兼ね備え、しっかりとした骨格を持ちながらもエレガント。

複雑な構成の中に濃度の高い旨味が広がります。
 

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