【黒家紋】第三章『幸せの形』
人には出会いがあり、想いが募り、想いは最後に一つとなります。
ワイン名の由来は、Dragon→隆英(タカヒデ)の「隆」をリュウ=ドラゴンと読みBeauty→美代子(ミヨコ)の「美」=ビューティーより。
「Dragon Beauty」は、まさに、二人のロマンスの証です。
テイスティングコメント
2016年はまろやかタンニンと果実味が主体のカリフォルニアスタイルです。
ワインメイクはシャトー・イガイタカハの家紋シリーズを手掛ける、ケネス・ガミア氏。
グラスに注いだ最初の印象は涼しげでタイトな印象ですが直ぐにブラックベリー、チェリー、なめし革、ハーブ、ほのかな杉の香が混然一体となりアピールを始めます。
キメの細かなタンニン、引き締まった果実味は、骨格のしっかりした且つ上品なカベルネソーヴィニヨンに仕上がりました。
テクニカルデータ
Grimm's BluffVinyardは、100%バイオダイナミック農法で栽培されハッピー・キャニオンはサンタ・バーバラでも高地の為、カベルネソーヴィニヨンには適し地域的にもナパカベルネに引けを取らないと話題の地区です。
Grimm's Bluff Vineyardは、海抜850 フィート(260メートル)の高地、HappyCanyon AVAの南東に位置する246エーカー(100ha)の敷地に16.5エーカー(6.6ha)の畑が広がります。
畑はサンタイネズリバーを見下ろすことの出来る険しい傾斜に位置し、昔の川だった上に堆積した砂岩質ローム層。
今やこの地区で一番高値でブドウが取引される話題の畑です。