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【2020】バス・フィリップ・ワインズ リザーヴ・ピノ・ノワール Bass Phillip Wines Reserve Pinot Noir

商品概要
原産地 オーストラリア/ヴィクトリア
ブドウ品種 ピノ・ノワール100%
タイプ 赤ワイン/ミディアムボディ
容量 750ml

オーストラリアで最も高貴なピノ・ノワール


エステート・ヴィンヤードの僅か5畝から年間1樽程度のみ造られる希少品。

オーストラリアワイン格付けの権威「ラングトン」にて現在20のワインが最上位のOutstanding(格別)に選出されており、その中で唯一のピノ・ノワールがこの銘柄。

オーストラリアで最高峰のピノ・ノワールであり、恐らく最も高価で取引されているワイン。

凝縮した果実のパワーと優美さのバランスが絶妙で艶やかなタンニン、高い次元でのテンションを保っている。

新樽100%にて20ヵ月の熟成。

 
価格 : 168,300円(税抜153,000円)
ポイント : 1,683
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33,000円(消費税込)以上は送料無料

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生産者情報



 



 
BASS PHILLIP WINES
バス・フィリップ・ワインズ


「フィリップ・ジョーンズ」、1970年代にピノ・ノワールに魅せられたただ1人のオーストラリアのワインメーカーでした。「シャトー・デュクリュ・ボーカイユ」に短い恋をし、伝説のブルゴーニュのワインプロデューサーである、晩年の「アンリ・ジャイエ」の素晴らしいワインに魅了されたのが事の始まりでした。その当時彼の畑の大部分に植えられていたカベルネ種とメルロー種は全て抜き取られ、ピノ・ノワールに植え替えられたのです。それが彼の完璧主義者としての行動であり、これから始まる終わり無き戦いへの序章でした。

この小さな10エーカー程の土地に1979年にフィリップ・ジョーンズによって設立されたワイナリーは、ブルゴーニュの偉大なドメーヌとそう違わないほどの名声(評判)を急速に得ています。時にはエーカーあたり1t以下という非常に少ない収量、区画毎に分けられたワインの生産量もわずか数百ケースのみです。




フィリップ ジョーンズ氏が少量生産でしかワインを造らないのは彼の細部にわたる情熱といえます。それぞれのブドウは手摘みで収穫され、選果を経て「バス・フィリップ」としての厳しい基準をクリアーしなかった果実は全て除かれます。(難しい年は最大30%位のぶどうが捨てられる)

バスフィリップのワイン造りにおける本質はワイン造りの工程をコントロールするのは「自然の力をあるがままに」ということ。サウス・ギップスランド地域はあらゆる植物の生育に非常に適した環境であり、畑作りにおいても実践し易い哲学を生みだすことが出来ます。灌漑、毒性のある防カビ剤、溶液栽培など一切使用せず、ワイナリーに存在する自然酵母、最低限の注排水とフィルター処理、最低限の土壌改良処理が慣習化されています。

清澄剤や補酸の使用も避けており、このことは天候要因が全ての結果として反映し収穫時期の選択やバランスのとれた自然なブドウの樹が生育し、最大限にテロワールを表現しています。

こだわり抜いて造られるワインは、淡めな色調からは想像できない位香り高く、凝縮した風味とまるでヴェルヴェットの様な質感を持ちます。特に1979年創立時のオリジナルの3.5haの自社畑「エステート・ヴィンヤード」から造られるエステート、プレミアム、リザーヴの3種ピノ・ノワールは1991年の発売以来、オーストラリア産ピノ・ノワールの最高峰として高い評価を受け、その少ない生産量からカルト的な人気を誇ります。

評論家からは「南半球のDRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)」と最大級の賛辞を呈しています。



 
ブルゴーニュのスター生産者、ジャン・マリー・フーリエとの縁

御年74歳を迎えたフィリップ・ジョーンズ氏は長年の功績から既にオーストラリアワイン界のレジェンドとしての地位を築いていたが、一家にワイナリーの跡を継ぐ後継者がおらず、リタイア後にもバス・フィリップの名を汚さない相応しい売却先を水面下で探していました。

そこで白羽の矢が立ったのがブルゴーニュのドメーヌ・フ—リエの当主、ジャン・マリー・フ—リエ氏。ジャン・マリーの家族がオーストラリア在住という事もありフィリップ・ジョーンズ氏とは以前より知り合いであり、実際にバス・フィリップでコンサルタントとして栽培醸造に関わり交流がありました。

古木のマサル・セレクション重視、自然、テロワールを尊重したナチュラルなワイン造りの哲学、アンリ・ジャイエからの影響などの共通点もあり、意気投合し2020年4月に投資家と共に買収を合意。今後はジャン・マリー・フ—リエ氏がフライング・ワイン・メーカーとして栽培醸造の責任者として指揮を執り、ニューワールドとオールドワールドのトップワイナリー同士の融合により今後どの様なワインが生み出されるか、今から楽しみです。

フーリエのワインはこちら






 

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