【2019】テヌータ・サン・グイド サッシカイア Tenuta San Guido Sassicaia

商品概要
原産地 イタリア/トスカーナ
ブドウ品種 カベルネ・ソーヴィニヨン85%  カベルネ・フラン15%
タイプ 赤ワイン/フルボディ
容量 750ml
 
Decanter 100pt
James Suckling 99pt
Wine Enthusiast 99pt
Jeb Dunnuck 98pt
Wine Advocate 98pt
Wine Spectator 98pt



テヌータ・サン・グイドのゼネラルマネージャー、カルロ・パオリ氏は、2019年を「トリッキーなヴィンテージだった」と語ります。

一部のエリアでは、春に霜が降ったことで収穫量が約20%減少しましたが、それ以外は気候に恵まれ、順調にブドウが生育。

収穫前の時期には、十分な昼夜の寒暖差がブドウに鮮度をもたらし、その結果、フィネスに富んだ力強さとエレガントな果実味を備えたキュヴェが誕生。

サッシカイアの近代史において驚異的なヴィンテージの一つとなりました。


Tasting comment

抜栓直後から、ブラックチェリーやカシス、ブラックベリーのアロマに、ローズマリーやタイム、バラ、シナモンのニュアンスなどの優雅な芳香が、表情豊かに香り立ちます。

口に含むと、フレッシュな酸と骨格のあるタンニンが生き生きとした果実味を支え、美しいバランスを形成。

さらに、長い余韻にかけてスパイスやタバコ、杉の風味が漂います。

1980年代の偉大なサッシカイアを彷彿とさせる、力強さとエレガンスの均衡が整ったクラシックなスタイルです。


 
価格 : 26,730円(税抜24,300円)
ポイント : 267
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生産者情報



 
TENUTA SAN GUIDO
テヌータ・サン・グイド

 
イタリアワイン好きなら知らない人はいない、イタリアワインの至宝『サッシカイア』。
トスカーナ州の西寄り地中海に面するボルゲリの地に根付くワイナリー、テヌータ・サン・グイドが生み出したスーパータスカンです。

オーナーであるインチーザ・デッラ・ロケッタ家は、先代のマリオ・インチーザ侯爵がボルゲリの領主ゲラルデスカ家の娘と結婚したことで、広大な土地を引き継ぎました。無類のワイン好きであったマリオ・インチーザ侯爵はボルドーワインを好んで飲んでいましたが、第二次世界大戦でフランスからのワインの輸入が滞ってしまいました。

そこで、1944年にボルドーのシャトー・ラフィット・ロスチャイルドからカベルネ・ソーヴィニヨンの苗木を手に入れ作付。自家消費用にワインを造り始めたのがサッシカイアのはじまりです。



「サッシ=石、カイア=〜な場所」と名前が表すとおり、その土地はまさにボルドー、メドック地区に似た石ころだらけの畑であり、カベルネ・ソーヴィニヨンに最適の地質。

1960年代、元々自家消費用のためだけに造られていたワインが大変評判になり生産を拡大、1970年代になると徐々に世界的な販売を開始しました。その実力を決定づけたのが、1978年のイギリスで最も権威あるワイン雑誌、デキャンタ誌が主催するブラインド・テイスティング。

11ヵ国33種類のワインが競い合う中、かのシャトー・マルゴーさえも抑え、サッシカイアがベスト・カベルネの座を獲得し、一躍世界のトップワインへ名乗りを上げたのです。



2016年ヴィンテージにおいて1985年以来、実に34年ぶりとなるワイン・アドヴォケイト誌にて100点を獲得したことに沸いたサッシカイアですが、その歴史は一筋縄ではいきませんでした。

リリースされた当時、カベルネ・ソーヴィニヨンの比率が85%を超えるワインはイタリアのD.O.C.G法上、トスカーナで認められている原産地呼称を名乗ることはできなかったものの、そのクオリティは突出。トスカーナの規定を超越したという意味でスーパータスカンと称され、1980年代には熱狂的なブームが全世界へ広がりました。

1985年ヴィンテージには、イタリアワインで初めてワイン・アドヴォケイト誌にて100点を獲得。そして、1994年にはついにボルゲリ・サッシカイアとしてイタリアでは唯一、単独ワイナリーでのD.O.C昇格を果たしましたことからも、まさにサッシカイアは法律さえも変えてしまう程偉大な銘柄と言えます。


 


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