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【2022】バス・フィリップ・ワインズ エステート ピノ・ノワール Bass Phillip Wines Estate Pinot Noir

商品概要
原産地 オーストラリア/ヴィクトリア
ブドウ品種 ピノ・ノワール100%
タイプ 赤ワイン/ミディアムボディ
容量/アルコール分 750ml/-

南半球のDRC

「フィリップ・ジョーンズ」、1970年代にピノ・ノワールに魅せられたただ1人のオーストラリアのワインメーカー。

「Chateau Ducru Beaucaillou」に短い恋をし、伝説のブルゴーニュのワインプロデューサーである、晩年の「Henri Jayer」の素晴らしいワインに魅了されたのがことの始まりでした。

その当時、彼の畑の大部分に植えられていたカベルネ種とメルロー種は全て抜き取られ、ピノ・ノワールに植え替えられたのです。

それが彼の完璧主義者としての行動であり、これから始まる終わり無き戦いへの序章でした。

この小さな10エーカー程の土地に1979年にフィリップ・ジョーンズによって設立されたワイナリーは、ブルゴーニュの偉大なドメーヌとそう違わないほどの名声を急速に得る事となります。

2020年、高齢のため、売却先を探してたフィリップは、ワイナリー、在庫、14haの畑をフーリエやアジアの実業家2人に売却し、新会社「BP Wines」を設立。

ジャン・マリー・フーリエがチーフワインメーカーに就任し畑の管理からワイン醸造のプロセスに至るまでの指揮をとります。


 
テクニカルデータ


2022年という難しいヴィンテージで、収量が少なく高品質。

2022年のエステート・ピノ・ノワールは、芳しいローズ・バイオレットのアロマとレッド・ベリーのノートがあり、オレンジの皮のニュアンスもある。

口当たりは素晴らしく、ベルベットの手袋をはめた古典的な鉄拳のようだ。

パウダリーなタンニンに包まれ、みずみずしい果実味が中盤を牽引する。

このワインは骨格がしっかりしており、果実味、タンニン、フレッシュさを十分に備えている。

バス・フィリップのピノ・ノワールはオーストラリアで最も人気のあるワインのひとつ。

このワインは割り当てで販売され、二次市場で見つけるのは難しく、オーストラリアだけでなく世界の批評家からも賞賛を浴びている。

2020年、オーストラリアのワインライター、マックス・アレンは、バス・フィリップを「南半球のDRC」と呼んだ。

2020年以降、バス・フィリップのワインはブルゴーニュの伝説的人物であるジャン・マリー・フーリエの所有となり、彼と相談しながら造られている。

ワイン醸造では、ブドウの房はワイナリーに到着後、選果台で注意深く選果され、その後「最新式」の傾斜除梗機に運ばれる。

収穫された果実は直接開放式発酵槽に運ばれる。

自然発酵は通常4日以内に始まるが、最初から水切り/圧搾まで手作業で行う。

通常、収穫から10〜14日の間にワインは水切りされ、果皮は優しく圧搾され、フリーランワインと合わされる。


 
【輸入元:ヴァイアンドフェロウズ株式会社】



 
 
価格 : 17,820円(税抜16,200円)
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生産者情報



 



 

BASS PHILLIP WINES
バス・フィリップ・ワインズ



「フィリップ・ジョーンズ」、1970年代にピノ・ノワールに魅せられたただ1人のオーストラリアのワインメーカーでした。

「シャトー・デュクリュ・ボーカイユ」に短い恋をし、伝説のブルゴーニュのワインプロデューサーである、晩年の「アンリ・ジャイエ」の素晴らしいワインに魅了されたのが事の始まりでした。

その当時彼の畑の大部分に植えられていたカベルネ種とメルロー種は全て抜き取られ、ピノ・ノワールに植え替えられたのです。

それが彼の完璧主義者としての行動であり、これから始まる終わり無き戦いへの序章でした。

この小さな10エーカー程の土地に1979年にフィリップ・ジョーンズによって設立されたワイナリーは、ブルゴーニュの偉大なドメーヌとそう違わないほどの名声(評判)を急速に得ています。

時にはエーカーあたり1t以下という非常に少ない収量、区画毎に分けられたワインの生産量もわずか数百ケースのみです。






フィリップ ジョーンズ氏が少量生産でしかワインを造らないのは彼の細部にわたる情熱といえます。

それぞれのブドウは手摘みで収穫され、選果を経て「バス・フィリップ」としての厳しい基準をクリアーしなかった果実は全て除かれます。(難しい年は最大30%位のぶどうが捨てられる)

バスフィリップのワイン造りにおける本質はワイン造りの工程をコントロールするのは「自然の力をあるがままに」ということ。

サウス・ギップスランド地域はあらゆる植物の生育に非常に適した環境であり、畑作りにおいても実践し易い哲学を生みだすことが出来ます。

灌漑、毒性のある防カビ剤、溶液栽培など一切使用せず、ワイナリーに存在する自然酵母、最低限の注排水とフィルター処理、最低限の土壌改良処理が慣習化されています。

清澄剤や補酸の使用も避けており、このことは天候要因が全ての結果として反映し収穫時期の選択やバランスのとれた自然なブドウの樹が生育し、最大限にテロワールを表現しています。

こだわり抜いて造られるワインは、淡めな色調からは想像できない位香り高く、凝縮した風味とまるでヴェルヴェットの様な質感を持ちます。

特に1979年創立時のオリジナルの3.5haの自社畑「エステート・ヴィンヤード」から造られるエステート、プレミアム、リザーヴの3種ピノ・ノワールは1991年の発売以来、オーストラリア産ピノ・ノワールの最高峰として高い評価を受け、その少ない生産量からカルト的な人気を誇ります。

評論家からは「南半球のDRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)」と最大級の賛辞を呈しています。






ブルゴーニュのスター生産者、ジャン・マリー・フーリエとの縁

御年74歳を迎えたフィリップ・ジョーンズ氏は長年の功績から既にオーストラリアワイン界のレジェンドとしての地位を築いていたが、一家にワイナリーの跡を継ぐ後継者がおらず、リタイア後にもバス・フィリップの名を汚さない相応しい売却先を水面下で探していました。

そこで白羽の矢が立ったのがブルゴーニュのドメーヌ・フ—リエの当主、ジャン・マリー・フ—リエ氏。ジャン・マリーの家族がオーストラリア在住という事もありフィリップ・ジョーンズ氏とは以前より知り合いであり、実際にバス・フィリップでコンサルタントとして栽培醸造に関わり交流がありました。

古木のマサル・セレクション重視、自然、テロワールを尊重したナチュラルなワイン造りの哲学、アンリ・ジャイエからの影響などの共通点もあり、意気投合し2020年4月に投資家と共に買収を合意。

今後はジャン・マリー・フ—リエ氏がフライング・ワイン・メーカーとして栽培醸造の責任者として指揮を執り、ニューワールドとオールドワールドのトップワイナリー同士の融合により今後どの様なワインが生み出されるか、今から楽しみです。

 

フーリエのワインはこちら






 

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