【意味が分かると震える話】ダブル・ダイヤモンド(ふたつの宝石)この名前の意味は約20年後に判明します。

2023.12.14 Thu




日頃のご愛顧誠にありがとうございます。

ワインセラーパリ16区のよこです!

突然同じワインが
全国各地から注文がきたり

アクセス数が
普段の倍以上になったりすると

なんかあったな(`・ω・´)!?
と思うんですけど

有名人がワインをTVで紹介したり
SNSでアップしたりすると

それを見たファンが同じものを買い
市場から姿を消すことがあります。

ま、ワインに限らず
よくある事ですが...


メンタリストのDaigoさんも
自身のYouTubeや有料動画配信サービス

「Dラボ」にてワインを飲みながら
配信する事が多くて

そのワインを動画内で紹介したりします。


 


本日ご案内致します
「ダブル・ダイヤモンド」も
ばっちり紹介されておりました。

このワイン
ご存知のお客様もたくさん
いらっしゃると思いますがこれ

とんでもねぇ
ワインです。

 



このワインを手掛けるのは
カリフォルニアのカルトワイン

Schrader Cellars シュレイダー・セラーズ

元々は奥様のアン様と共に
コルギン・シュレイダー・セラーズとして創業。

ヘレン・ターリーが
ワイン造りを担っていました。

紆余曲折あって奥様とお別れし
「コルギン」と「シュレイダー」は
別々のブランドとなりました。

シュレイダーはその後
ロバート・パーカー100点満点を連発し

今やカリフォルニアワインの
頂点に君臨する
プレミアムカルトワインの一角です。





そんなシュレイダーを語るうえで
忘れてはならないポイントがあります。

ひとつは「醸造家」
もひとつは「畑」です。




 


Schrader Cellars
創業者 Fred Schrader



1998年に「シュレイダー・セラーズ」として
一新した創業者フレッド・シュレイダーは
ワインメーカーに
一人の男を抜擢しました。

その男はレストランで働いていた時に
ワインに魅せられ、その後ナパの
ワインショップに勤めます。

ひょんな事から
ラリー・ターリーのTurley Wine Cellarsで
アシスタントとしてお手伝いをする事に。

ラリーはヘレン・ターリーの弟なので
フレッドとも親交があり

その働きぶりを見たフレッドは
彼を新シュレイダーの
ワインメーカーへと抜擢するのです。



Thomas Rivers Brown
トーマス・リヴァース・ブラウン




のちに彼は
Midas touch(触った物を黄金に変える男)

と呼ばれ
カリフォルニア最高の醸造家として
世界に名を馳せる事となります。





 



彼は現在約45社もの醸造を手掛け
自らのブランドである
リヴァース・マリーを始め

アストン、ボアズ・ビューなど
カベルネ・ソーヴィニヨン主体のワインで

評価誌にて高得点を叩きだす
スター・ワインメーカーです。

シュレーダー・セラーズの名を
世界中に知らしめたのは2010年のこと。

手掛けるキュヴェの2つが
2大評価誌である

ワイン・アドヴォケイトと
ワイン・スペクテーター双方にて
100点を獲得し

ダブルパーフェクトを戴冠する
という前代未聞の偉業を達成します。

点数が全てではありませんが
シュレイダー・セラーズのもうひとつの
最大の代名詞といえば

「畑」です。






 


ワイン・エンスージアストが発表した
10 Vineyards Behind the Worrlds Most Famous Wine
世界で最も有名なワインを生む10の畑


 
 

ロマネ・コンティにモンラッシェ

この辺りは「ですよね」といった所。

ブルゴーニュからはもうひとつ
並みいる特級畑をおしのけて

ジュヴレ・シャンベルタンの1級畑
Clos Saint-Jacques クロ・サン・ジャック

シャンパーニュからは
フィリポナのモノポール
Clos des Goisses クロ・デ・ゴワセ

ロワールのニコラ・ジョリー先生の
Coulee de Serrant  クレ・ド・セラン

イタリアからはバローロの聖地
CANNUBI カンヌビ


などなど一度は聞いた事のある
銘醸地がズラリ。


その中でカリフォルニアから
銘醸「ビエン・ナシード」と共に
選出されたのが


こちら

 


To Kalon Vineyard
ト・カロン・ヴィンヤード

翻訳▼

ロバート・モンダヴィ・ワイナリーから見下ろす場所に立つと、その理由がよくわかる。ナパ・ヴァレーのオークヴィル・アペラシオンにある1,000エーカーの区画では、雲ひとつない青空と緑豊かなマヤカマス山脈を背景に、何エーカーものブドウの木が立ち並んでいる。

ト・カロンには、Iブロックと名付けられた小さくも力強い区画があり、樹齢75年になる北米最古のソーヴィニヨン・ブランの木があることで賞賛されている。幹は太く、枝分かれしておらず、灌漑を必要としないため、すでに鮮やかな果実味が凝縮されている。

もしアメリカにグラン・クリュの畑があるとしたら、ト・カロンは間違いなくその筆頭に挙げられるだろう。しかし、ナパ・ヴァレーはカベルネ・ソーヴィニヨンのようなボルドー品種で知られているため、ト・カロンは一種の「第一級畑」と言った方がしっくりくる。

ト・カロンは、ロバート・モンダヴィとボルドーの1級シャトー・ムートン・ロートシルトのフィリップ・ド・ロートシルト男爵とのパートナーシップの一部であったため、この例えはさらに適切である。


カンヌビと同様、その羨望の的となる立地と土壌の多様性により、ト・カロンは一種のターゲットとなり、ヴァレーで最も優秀で最も高価なワイナリーのいくつかが、ト・カロン・ラベルのワインを造ろうと競い合っている。

この畑は現在、いくつかの複合企業に分割されている。ロバート・モンダヴィ・コンステレーションが約450エーカーと最大の所有地を持ち、栽培者のアンディ・ベックストッファーが90エーカー、オーパス・ワンが100エーカーを所有している。残りは一握りの小規模生産者が所有している。 


 


世界有数のカベルネ・ソーヴィニヨンを
生み出すナパ・ヴァレー。

そのナパ・ヴァレーの中で
最も高貴なカベルネを産出するのが

ト・カロン・ヴィンヤードです。




ト・カロンといえばロバート・モンダヴィが
思い浮かびますが

その親会社のコンステレーションが
最大所有者で
オーパス・ワンがそれに続きます。

そしてシュレイダー・セラーズと
馴染み深いベクストファー・トカロン。

ナパヴァレーを世界レベルの
ブドウ栽培地域へと進化させた
最も重要な指導者の一人です。

ベクストファー・ト・カロンの畑から
生まれるシュレイダーのワインは
100点満点を連発し

世界でも有数のカルトワインとして
君臨する事となります。





 



2001年
フレッドはベクストファーの所有する
オークヴィル以外の畑からワインを造ろうと

「ダブル・ダイヤモンド」という
別ブランドを立ち上げました。

シュレイダーの兄妹ブランドとして
熱狂的なファンをつくり
2013年まで12年間リリースされました。

↑写真はワイン棚の右隅にひっそりと
あったファーストヴィンテージ(;´Д`)笑



 



シュレイダー・セラーズ
コンステレーション・ブランドが買収


2017年、ワイン界に激震がはしりました。

2000年の創業以来カリフォルニアの
カルトワイン界を牽引してきた
シュレイダー・セラーズが

料飲業界の巨人
コンステレーション・ブランドに
買収されました。

売却後もワインメーカーは
トーマス・リヴァース・ブラウンを据えて

大半をメーリングリストで直売する
ワイナリー運営に変更はありませんが


大きく生まれ変わったのが
こちら
 


Double Diamond
生まれ変わって復活



これまで人気のあった兄妹ブランド
ダブル・ダイヤモンドが復活。

以前はオークヴィル以外のブドウも
ブレンドされておりましたが

コンステレーション傘下になったことで
今まで以上に最良の畑から
ブドウを調達できるようになりました。

そこで

最良の畑のカベルネを出来るだけ
手の届く価格で


をコンセプトに掲げ
「オークヴィル限定」のブドウから

稀代のワインメーカー
トーマス・リヴァース・ブラウンが造る
最高のブランドとして生まれ変わりました。




 


ト・カロンの二大巨頭

モンダヴィ・ト・カロン
ベクストファー・ト・カロン


どっちもコンステレーション傘下じゃね?


 


そうなんです。
コンステレーション傘下になった事で

モンダヴィ・ト・カロンのブドウも
使用できるようになり

モンダヴィ&ベクストファーという

禁断の共演を実現してしまったのです。
(かつては裁判で商標権を争った)


 


そりゃ年間1位とりますよね。

Wine Spectator 年間TOP100にて
2019ヴィンテージが1位に輝きました。

ナパの「グラン・クリュ」に相当する
ト・カロンの凄みを手の届く価格で味わえる。

そのコンセプト通りの破壊力に
WS誌も評価をせざる得ませんでした。

若木とはいえボルドーの
セカンドワイン的な発想で造られ
醸造はシュレイダーの高価な
フラッグシップと同じ。

それで1万円ちょっとって(´・ω・)

しかもワイン名の
「ダブル・ダイヤモンド」

モンダヴィ・ト・カロンと
ベクストファー・ト・カロン

カリフォルニア
ナパ・ヴァレーが世界に誇る
二つのト・カロン(宝石)を贅沢に
ブレンドして造られているので

ダブル・ダイヤモンド(ふたつの宝石)
ってめちゃくちゃしっくりきますよね!

でもですよ

初めてリリースした2000年は
ベクストファーが所有する

オークヴィル以外の畑のブドウから
造られていて

どういう意味でこの名前を付けたのか
ちょっと謎ですよね(´・ω・)

ファーストのシュレイダーと
セカンド的なこのワイン

ふたつの宝石です(`・ω・´)
みたいな感じですかね....


ときは経ち数十年。

まさか本当にふたつの宝石から
ワインが造られるとは....

以上

意味が分かると震える話でした。






 
 
スーパー・ナパ・カベ
ダブル・ダイヤモンド
カベルネ・ソーヴィニヨン
オークヴィル ナパ・ヴァレー 2021

参考上代16,280円12,600円(13,860円税込)


2021ヴィンテージのダブル・ダイヤモンド カベルネ・ソーヴィニヨンは、繊細に織り込まれた複雑で魅惑的な風味が顕著で、エキゾチックなスパイスの要素と洗練されたタンニンの質感が完璧に備わっています。

グラスに注ぐと、濃厚な紫がかったルビーの色調を示し、香りを取るとフランボワーズ、ナツメグ、トーストした杉のニュアンス、濃厚なプラム、ペニー・ロイヤル・ミントを思わせる香りが波のように押し寄せてきます。

滑らかな味わいは、ブラックベリーのコンポート、削ったダークチョコレート、カシス、ウーロン茶、火打石、ラベンダーの風味が口中に広がり、ダイナミックな味わいが徐々に鮮やかなハーモニーを奏で、花の香りが漂う長い余韻へと続きます。
 
 
 
 
 
初リリースのボルドー・ブレンド
ダブル・ダイヤモンド
プロプライエタリー・レッド 2021

参考上代16,280円12,600円(13,860円税込)


記念すべき初リリースとなるプロプライエタリー・レッド・ワインは、ワインメーカーのトーマス・リヴァース・ブラウンの手腕により高い品質と品格を保持しています。

香り豊かな完熟レッドチェリー、ブルーベリー、ザクロの香りに、パブリカ、鉄分、バニラビーンズのニュアンスが混ざり合い、口に含むと、たっぷりとした赤系、青系の果実に、ブラックベリーのコンポート、ダークチョコレート、エスプレッソ風味が加味されます。

このフルボディのワインは、シルキーなタンニン、食事に適した酸味、そして長い余韻を持ち、リリースと同時に楽しめ、更に何年も熟成させることができます。
 
 
 
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