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古事記に国生みの島として登場する淡路島は、新鮮な魚、山の幸に恵まれた豊かな島です。 そんな淡路島には、元々50軒あまりの酒蔵がありましたが、清酒消費の低迷と共に数は減少して今では、当蔵を含めて2軒だけになりました。 途中、阪神淡路大震災で大きな被害を受けましたが、淡路酒探偵団など地元の有志の助けをおかりして、蔵を再建した歴史があります。 そんな私たちが目指しているのは、淡路島だからこそ、規模が小さいからこそできる酒造りです。 淡路酒探偵団が栽培した五百万石を使った「千夢酔」を始め、淡路島産の酒米のみを使った酒を造っています。 地元の土と水で栽培した米、水を使った酒は、淡路島の味。 島に根付く小さな造り酒屋として今後も淡路島産にこだわった酒造りを続けていきます。
阪神淡路大震災で当蔵は多大な被害を受けました。 仕込み蔵では天井が崩れ、上を見れば青空が見えるほどでした。 一月は仕込み真っ最中。 タンクのほとんどが傾き、お酒のほとんどがダメになってしまいました。 当時、この壊滅的な被害を受けた蔵を見て、そろそろ潮時かもと廃業することも考えました。 しかし、※淡路酒探偵団の皆様から預かっていた大切なお米の仕込みだけでもと、蔵の中で当時の蔵人、杜氏さんが仕込みを再開しました。 そうしてできたお酒が千夢酔。 できた千夢酔を酒探偵団の方と飲み、まだまだできることはある。 そう思い蔵を再建していくことを決めました。 千夢酔があったから、今の千年一酒造があると思っています。 淡路島の地に根差してきた当蔵は2025年で、創立150年を控えています。 杜氏を務める甥が2020年に代表取締役に就任し、娘も淡路島に帰ってきて、蔵の手伝いをしてくれています。 これからは新しい世代と共に、今まで支えてくれた地元の方と淡路島の環境に還元する酒造りを目指していきます。
※酒探偵団とは
1990年に発足された、酒文化を語り合い、淡路の自然や歴史、それに携わる人々と融合しながら日本の民族酒である日本酒を楽しむ団体。淡路島のお酒にまつわる様々なイベントや情報を発信しています。
『全国新酒鑑評会』とは、新酒を全国的に調査研究することにより、製造技術と酒質の現状及び動向を明らかにし、もって清酒の品質向上に資することを目的に毎年行われている鑑評会です。
『自醸酒研究会』とは、この冬できた吟醸酒、純米酒、普通酒の三部門で新酒の品質を評価するものです。
地元淡路島出身の阪神タイガース近本光司選手のオリジナルラベル。 千年一の酒蔵は近本選手が6年間通った学習小学校の真前(海側)にございます。
2000年、2001年、2011年、2012年、2015年度全国新酒鑑評会にて金賞受賞。 最上級の秀逸品。さわやかな香り、口いっぱいに広がる優雅な味わい、すっきりとしたのど越しの良い大吟醸の原酒です。
幻の酒米「備前雄町」と古事記下巻の伝承による御井の清水で醸した純米大吟醸酒。 芳醇で優雅な美味の上に、お米だけで造ったお酒特有の喉ごしの良さを楽しめます。
華やかな香りと上品な味わい。山田錦の醸す吟醸香と上品な味わいのバランスが爽やかで口中に広がるフルーティな香りのお酒です。
日本酒の感覚から離れてお愉しみください。 さわやかでフルーティーな不思議なお酒です。 低アルコールなのでお酒にあまり強くない女性にも大好評。 お酒に弱い方もきっと大丈夫! 食前酒としてもどうぞ。
梅酒にふさわしい南高梅と千年一の「原酒淡路」で漬けました。 程よい酸味と梅の香りいっぱいのまろやかな味わいと芳醇な香りの梅酒ができました。 添加物は一切使わず氷砂糖は控えめに梅と日本酒だけで出来た本当の味をお届けします。
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