【2005】シャトー・ムートン・ロートシルト マグナム Chateau Mouton Rothschild 1500ml

商品概要
原産地 フランス/ボルドー
ブドウ品種 カベルネ・ソーヴィニヨン メルロー
カベルネ・フラン
タイプ 赤ワイン/フルボディ
容量 1500ml

Wine Adovocate 98pt

格付けの歴史の中で唯一、メドック格付け第1級に昇格した偉大なシャトー。毎年変わる著名画家によるラベルも話題です。

2005年は鮮やかで、クラシックなインキーブルーパープルカラー、クレーム・ド・カシス、リコリス、甘いオークの香りが伴っている。

フルボディでパワフル、並外れて純粋で、美しい酸味とタンニンが基礎をなしている。

綺麗に熟成をむかえるのは2015〜2020年で、その後40年は楽しめるでしょう。

 
価格 : 217,800円(税抜198,000円)
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生産者情報



Château Mouton Rothschild
シャトー・ムートン・ロートシルト

 
メドック格付けで唯一昇格した偉大なシャトー

18世紀、シャトー・ムートン・ロートシルトの畑は、ラフィットやラトゥールと同じく、ニコラ・アレクサンドル・ド・セギュール侯爵の所有にありましたが、1853年から世界的にも有名なユダヤ系の大富豪、ロスチャイルド家のイギリスの分家に属する、ナタニエル・ド・ロスチルド男爵の所有となります。

その2年後、メドック格付けが制定されるわけですが、ムートンはこの格付けで2級とされます。1級がとなれなかったのは、オーナーがフランス人で無かったから、という説もあり、ムートンは1級昇格をめざし地道にロビー活動を行ったと言われています。

 


 

1922年には、ナタニエル男爵の曾孫のフィリップ・ド・ロスシルド氏がシャトーを引き継ぎ、様々な功績を残しました。1924年には、完全にシャトーで瓶詰めを行うシステムに変更。

この頃、まだまだ多くのシャトーが樽で出荷を行っていました。ワインの保管場所の為に、『グラン・シェ』(樽を寝かせるセラー)を建設。また、1933年に小さなネゴシアンを買収し、ムートン・カデを中心としたワインの生産販売をするビジネスを展開していきます。

そして、1933年にはムートン・バロンヌ・フィリップ(後にダルマイヤックと改名)を、1970年にはクレール・ミロンを購入しました。また、彼は1945年から毎年違う現代美術家の制作したオリジナル作品のラベルを採用する事にしました。そしてついに、長年の努力が実り、1973年シャトー・ムートン・ロートシルトはメドック格付け1級に昇格したのです。

ファーストラベルである、『シャトー・ムートン・ロートシルト』は、毎年ラベルの絵がかわるのが特徴的です。メドック格付けの中では、他にこのようなシャトーはありません。毎年冬頃になると、3年前のヴィンテージがリリースとなるのですが、その際にラベルの絵も発表されます。毎ヴィンテージちょっとしたニュースになります。過去にはキース・へリング(1988)や、シャガール(1970)、ピカソ(1973)等の絵も採用されています。

ちなみに、ラベルの絵、もしくはデザインに選ばれたアーティストへの謝礼は、「ムートンのワインで支払われる」と噂されています。



 

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